- 2003年11月20日 01:16
- アトピー
開き直ったおもてなし…温泉ホテルが逆ギレ 宿泊拒否、施設名公表され怒り「他の顧客の迷惑になる」という記事が昨日から気になっている。
全国温泉ランキングでトップを争う熊本・阿蘇の名湯・黒川温泉で、化粧品メーカー系列のホテルがハンセン病元患者の宿泊を拒否し、熊本県に施設名を公表された。ハンセン病国家賠償訴訟で「らい予防法」が違憲とされて2年。偏見・差別をよそに、ホテル側は「国民が100%理解しているかといえば疑問だ」と“逆ギレ会見”し、開き直っている。このホテルは「アイレディース化粧品」の製造で知られ、アイスターグループ経営の「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」(南小国町)。
おいおい、国民が理解しているかいないかではないだろうと思わず突っ込みたくもなったが、一般客の生理的違和感はゼロではないかもしれないと想像がつくのも残念だが真実かもしれない。いろんなサイトでもこのホテルへの批判を書いているだろうが、その根っこにある一般客の意識そのものにも言及すべきであろう。一般客が迷惑がる(と思われる)→一般客の要望をホテルが代弁して宿泊を拒否するという構図もあるのではないかと思うのである。このホテルの関係者のためにリンクを張っておいてあげよう。脱線してしまったが、一般の人にそういう偏見を植え付けたのは誰だったのか?ということにも及ぶだろう。「わたしたちにできること」(厚生労働省のハンセン病に関する解説。)これだけでっかい字なら読めるだろう。漢字は読めるだろうか。今でこそ厚生労働省もこういう啓蒙をしているが、ハンセン病国家賠償訴訟に国が勝っていたらこんな情報すら掲載されていないし、逆にこのニュースが流れることもない。
アトピー患者でも同じような経験をよくする。旅行に行った宿泊先だけではない。普段の通勤時の電車の中、取引先の人との名刺交換時等、普段知っている人以外と接触する場面は毎日が他人の目を如何に気にしないで乗り切るかということとの闘いだ。私もリバウンドのひどい時期に銭湯に行ったとき、銭湯のおばさんに「最近なんか肌がボロボロのにーちゃんが来てて、気持ち悪い。うつされたらどないしよて他のお客さんに言われるねん。」と言われたことがある。このおばさんに私は「では、明日からはこの銭湯には入浴しに来るなということですね」と言い返したことがある。他の客が困るからとは言うが、来るなとは言わないのだ。遠まわしに私が「じゃあ、こんな銭湯には絶対来るか!」と言わせる上手い言い回しである。以来この銭湯には行かずに別の銭湯に行っている。この時の悔しさが蘇ってきた。まるで悪者扱いされたようなやり場のない怒りが込み上げてくるが、所詮人間の偏見、差別意識はなくなることはない。他人なんかそんなもんだと我々も開き直ってそういう心無い人の失態を反面教師にするしかないのか?
アイスターグループに関しては、「女性党」「新興宗教」「マルチ商法」などのキーワードも加えて調べれば周辺情報がいくらでも出てくる。ハンセン病差別問題とは別にアイスターグループの消費者トラブル問題というのも今後大きく浮上するかもしれない。
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