- 2003年12月 4日 10:54
- アトピー
日経でやっと見つけた。でも出所は共同通信みたい。
記事が消えてしまう前に以下に引用しておこう。
宮内庁東宮職は3日、皇太子妃雅子さまが帯状疱疹(ほうしん)と診断されたと発表した。2日夕、頭の後ろと下あごの部分に痛みを伴う発疹(はっしん)がみられ、3日午前、医師が診察した。宮内庁によると、専門医の指示に従って投薬を受けており、今後1日三回、点滴を受ける。必要なら数日間、宮内庁病院に入院の可能性もあるという。おおむね2、3週間の治療が必要で、その間の公務はとりやめる。〔共同〕
「たかがヘルペスごときで皇室の人だから報道とは何事か!」などと騒ぐ共産主義者、周囲の人を威嚇する教育勅語な右翼やマル暴はこの際放っておいて、これ(帯状疱疹)って、ほんとに痛いのだ。人間産まれてきたらこのウイルスには誰もが感染している。さほど怖いウイルスではないが、睡眠不足や過労で体が弱っているときに発症することがある。抗ウイルス剤の投与で短期決戦が望ましいはず。首の後ろから下あごあたりということだが、全身に拡大するまでに抗ウイルス剤で叩くのと、本人の免疫力が勝負か。出始めで医師から的確な判断、処置を受けられず、全身に拡がるとほんと苦しいのだ。
私も一回やった。1998年の暮れから199年1月末までの間だったが、あれはほんとに痛かったのを覚えている。アトピー持ちの場合、通常の皮膚炎+ヘルペスの水ぶくれ+掻き崩した傷口から入った雑菌(黄色ブドウ状球菌など)の二次感染による合併症の場合が多く、「カポジ水痘様発疹症」と診断されたことのある人もいるだろう。この場合、通常の皮膚炎が悪くなっただけと判断して、いつものようにステロイドだけを出す医者はアホである。
こういう場合、即入院できるのは非常に羨ましい限りだ。庶民とエラい人での医療体制には格差があるよなとも思うのだが、これは本心なので仕方ない。お大事にと社交辞令で言っておくとしよう。まあ慣れてくると、痒み、痛みの度合いから、「ヘルペス来そうだ」という予兆を体がなんとなく感じるようになるものだが、退院まで時間かかるかも。
補足(参考URL):帯状疱疹に関して
ヘルペスウイルスの種類と、それが引き起こす代表的な病気には次のようなものがあります。単純ヘルペスⅠ型 → 口唇ヘルペス(口の周りに痒みを伴う赤い発疹ができるもの)
単純ヘルペスⅡ型 → 性器ヘルペス(性器の周り痒みを伴う赤い発疹ができるもの)
Varicella-Zosterウイルス → みずぼうそう、帯状疱疹
Mio's Worldでの説明:
(ちなみに「とびひ」は俗称で、正式には伝染性膿痂疹という。ブドウ球菌や連鎖球菌という細菌の感染症で子供やアトピー性皮膚炎の皮膚によく感染する。この他にも全身的な免疫系の乱れと外敵の侵入を防ぐ皮膚のバリア機能の障害のため、アトピー性皮膚炎では合併症としてさまざまな皮膚の感染症を生じる。
特にブドウ球菌感染症と、単純ヘルペス(水痘帯状疱疹ウィルスはしばしば混同されるが、同じヘルペスウィルス科に属する別のウィルスである)というウィルスの感染症であるカポジ水痘様発疹症は要注意である。熱や痛みでつらいばかりでなく、細菌感染では稀ではあるが菌が血液に入って全身に廻れば命に関わることもある。常ならぬ皮疹の状態になったら、この時ばかりは皮膚科を受診すべきと思う。
視力を損なう白内障や網膜剥離といった眼の合併症とならんで、アトピー性皮膚炎(薬を使わない患者では皮膚を良い状態に保ちにくいので特に)の気をつけるべき病態である。)
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