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宿泊拒否問題その後のその後

当サイトの宿泊拒否その後というエントリにアトピー性皮膚炎の高山家さんからトラックバックを頂いたが、

この大学生の抗議文をアイスターが掲載している件の場合、大学生がアイスターに抗議文を送付→抗議文の送信主の住所、氏名をアイスターがそのまま掲載したことに関するアイスターの悪意、違法性、アイスターという企業そのものの差別的姿勢がニュースとして流れていると考える。このチンピラカルト企業に関しては、今後もそのカルト性、すなわち教祖西山体制が崩壊しない限り、同様のニュースが流れ続けるだろう。差別問題、人権問題でこの企業を批判するサイト、マスコミ報道は多々あるが、「なぜこの会社は謝罪と逆切れを繰り返すのか?」ということに踏み込まねばならないのではないかと思う。カルトの側面でもっと斬り込んだ報道、情報がほしいと感じる。カルト資本主義カルトにはごく一般的な社会常識や価値観は通用しない危険性があるからだ。
参考URL:
カルト資本主義
カルト、マインド・コントロールとは?
マインドコントロールの実際
カルト宗教 ヤバイ度チェック

さて、高山家さんの今回のエントリーに書かれているコスモスネットの件は少し補足しておきます。

アイスターの宿泊拒否問題(アトピー性皮膚炎の高山家)
確か松岡さんも同じ思いをさせられたことを思い出しました。(コスモスネットからの圧力でHP削除させられた件)

どちらかといえば、コスモスネットの件は悪徳商法?マニアックスさんのサイトが株式会社ウェディングからgoogleの検索結果に出てこないように圧力をかけられたいわゆる「google八分の刑」をやられたこととよく似ていると感じています。

1996年当時の経緯は以下の通り。

(1)皮膚科の開業医が「アトピーFAQ」というコンテンツを自分のサイトで公開
(2)私(松岡)が上記「アトピーFAQ」の内容に納得できず、私のサイトで勝手に「修正版」を掲載。そのときにこの開業医の氏名、顔写真のデータも勝手に自分のサイトに貼り付けた。さらに、上記(1)のコンテンツへのディープリンクも勝手に張った。
(3)この皮膚科医が、私のサイトでの訂正版FAQの削除か顔写真、氏名をはずすよう私にメールにて要請。
(4)私(松岡)は、そのメールが何度も届くが無視。そのうち法的手段に出ざるを得ない旨メールが届き、電話で直接話し合うことになった。
(5)コスモスネットの代表がbekkoameとPIC-Internet(このプロバイダーは現在は既にない。)に対して、私のサイトを削除を要請するメールを送付。
(6)開業医と私との間の直接交渉で、コンテンツの修正は以下の条件で解決。
私のコンテンツでの開業医の顔写真を削除すること。
訂正版FAQは、そのまま存続させてもよいこと。
(7)上記(6)の私とこの開業医との直接交渉において、上記(5)の情報を私はこの開業医から聞いていた。
(8)bekkoameから私にサイトのコンテンツ削除要請が届く。
(9)PIC-INternetからも私にサイトのコンテンツ削除要請が届く。
(10)私は、両プロバイダに「どのコンテンツを削除すべきなのかURLを指定してほしい、また、削除要請を送ってきた人物と直接交渉するので連絡先を教えてほしい」旨返信。
(11)bekkoameからは「削除要請者の連絡先は教えられない。削除してほしいのは「ヤブイシャリスト」」との返信。PIC-Internetからは、上記(5)の送信主、コスモスネットの代表がPICに送付した、私のサイトを削除するよう要請した旨のメールを転送してもらった。
(12)私はbekkoameに対し、開業医との間の直接交渉は解決済みで、「訂正版アトピーFAQ」は削除の必要性はなくなったこと、「ヤブイシャリスト」の名前を「ステロイド薬害を体験させてくれた偉~いお医者さんリスト」という名前に変更したことを伝えた。
(13)PIC-Internetでは接続アカウントとメールアカウントは残ったが、Web作成権は剥奪された。

開業医と私との間だけの直接交渉と同時進行で、コスモスネット→ISP(インターネットサービスプロバイダー)に対して圧力がかかっていたのですが、当時の詳細はこちらを参照いただきたく。1996年当時はプロバイダー責任法もまだなかったですし、コスモスネットが私と開業医との間の問題に便乗し、プロバイダーに圧力をかけることで問題をすりかえて(意図的に別の問題を一人歩きさせて)私のサイトそのものの削除を目論んだということである。

私も当時、確かに「勝手に掲載」「医師の実名表記」などやりまくっていた訳だが、単純に「チンピラ企業」アイスターがやったことと同列に扱われたくはないと感じる。

敢えてアイスターの論調が正しい(当然そんな訳ないのだが)と仮定して
加害者=大学生(抗議文送信者)
被害者=アイスター(抗議文受信者)
という図式にすれば、

ケース(1)
ステロイド薬害情報をWebに掲載した者=松岡
誹謗中傷されたと感じる被害者=皮膚科の医師

の元にコスモスネットが当時圧力をかけたことが成り立つが、

ケース(2)
Webでの告発情報掲載を阻止すべく圧力をかけた者=コスモスネット
不当な圧力で削除または修正させられた被害者=松岡
も成り立つのだ。

単純に(2)の図式にあてはめると松岡=アイスターとなる。
ここにジレンマがある。私は当然(2)の考え方で書いてきていた訳だが、個人の情報発信環境は1996年当時と単純に比較はできないが、上記ケース(1)、(2)のどちら側で読むか(または書くか)は人によって変わってくる。ネットでの情報発信そのものは個人にも恩恵をもたらしたが、自分が加害者となってしまう(或いはみなされてしまう)こともありうるというリスクも同じく大きくなっていることを再認識した。

Comments:2

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カイパパ 2004年2月12日 04:32

カイパパです。

>ネットでの情報発信そのものは個人にも恩恵をもたらしたが、自分が加害者となってしまう(或いはみなされてしまう)こともありうるというリスクも同じく大きくなっていることを再認識した

よーくわかります。

インターネットだと、すべてのサイトが同列に並んでいて(活字メディアのように発行部数の多いものが手に取りやすいという存在ではない)、誰が・いつ・目にするかわかりません。
しかも、目標とする記事がはっきりしていれば、誰でも・いつでも・読むことができる。

しかも、きちんと体裁の整ったデザインのサイトだと、それが完全に個人管理サイトであろうと、誹謗中傷されたと思った人にとっては、「巨大なメディア」に思われることは、想像できます。

サイト開設者側は「こんなミニサイトで何を書こうが影響力は限定的だ」と思っているのだけれど、
相手はそうは思わないのでしょう。

実際、ネットでいったん火が付いた時の伝播力はすごいわけだし。

だからといって「沈黙すべし」というわけではなくて、
私たちは、根拠と信念をしっかりもって発信しなければいけないということですね。

松岡さんの活動(これまでとこれから)には、いつも勉強させてもらっています。
考えるきっかけをありがとうございました。

matsuoka 2004年2月12日 21:32

カイパパ様
松岡です。
コメントありがとうございます。これまでの状況は恥ずかしながらやっちゃいけないことをやって損をしてた感もありますが、それも含んで今後どのようにサイトを運営し、情報収集、整理、発信、アトピーの人、そうでない人と情報を共有していけばよいかをマイペースですが考えていきたいと思っています。カイパパ様のblog、自閉症の子を持つ親の団体の活動状況も我々にとっては参考になることがあると思い、拝見させていただいています。

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