- 2003年11月 9日 01:36
- アトピー
選挙とアトピーの関係に関して書いておきたい。9日は衆議院選挙だが、この投票には支持する政党、候補者を選択することと、もうひとつ重要なものがある。最高裁判所の判事を罷免するかどうかを有権者が選択できる。いわゆる国民審査というもので、最高裁判事としてふさわしくない人物を正々堂々とクビにできるという制度である。
医薬品副作用被害救済研究振興調査機構に高山家さんが救済申請をし、却下されたことは記憶に新しいが、当時の「医療費不支給 決定通知書」に、「医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構 理事長 横尾和子」という署名がある。そして、この人は現在、最高裁判事の一人であり、この人が今後も判事を続けるにふさわしいかということを国民は9日の選挙で選択できるのだ。
つまり、当時の当該機構の申請却下を支持できない私(このリンク先のキャッシュ参照のこと)としては、「No」という意思表示ができるというわけだ。
高山さんからこの件に関したメールが届いているので、参考までに下記に引用して掲載しておく。
今回は硬い話題で政治的問題に関心のない方は読み飛ばしてください。11月9日の衆議院選挙とともに最高裁判事の投票があります。
その判事の中に私が医薬品機構に申請したときステロイド剤の
副作用を認めなかった人物が今最高裁判事になっているようです。もし、皆さんがステロイド剤に副作用はまったくないとお考えであれば
横尾和子さんを罷免する必要はないと思います。ステロイド副作用認定却下の書面は下記のURLです。
http://www.atopy.org/iyakukikou/kenkai.html
最高裁判事の簡単な解説は下記のURLにあります。
http://www.jdla.jp/state/2003shinsa.html個人攻撃をするつもりはないのですが
ステロイド剤の問題について却下する書面に
署名した事実があることだけお伝えして
失礼させていただきます。
では。
アトピー患者にとって、この判事の今後の判事としての活動資格を与えていてよいのか、それともこの判事を辞めさせたいかを考えるよい機会である。
いずれの判断で投票されるにせよ、有権者の方は必ず明日の投票に行って自分の意思表示をすべきだと考える。せっかくの権利は行使せねば意味がない。
今回の国民審査のことをここにもう1ヶ月早く書けてたなら、もっと面白いことになっていたかもしれない。梅田望夫氏のblog「オープンソース的コラボレーションが社会を変える」で書かれていることを読んでいると、
これがこの記事のサブタイトル。「ソフトウェアは始まりに過ぎない」、つまり、組み立てラインによって大量生産(マス・プロダクション)時代が始まったように、オープンソースによってマス・イノベーション時代が始まる。企業・組織を越えてのコラボレーションが企業・組織を置き換える時代への準備が整ったぞ、というのである。
とある。まさに「これ、この感じや!」と思わずパソコンの前で叫んでしまった。
今まさにこういう予感がするのである。
つまり、「一介の弱者個人のWeb活用モデル」がどこまで社会に対して影響力を持つことができるのか?といわれた時代から「一介の弱者個人のblog活用モデル」がどこまで社会に対して影響力を持つことができるのか?
という時代へと急速にシフトしていく(既にそうなってる?)だろうと感じている。ネット世界での時間感覚はドッグイヤーといわれて久しいが、IT業界での急速な技術革新やアカデミックな世界での知の共有だけではなく、個人の生活に関わりのある制度、社会通念や文化、価値観の変化などに個人の意見がダイレクトに影響する時代を単に待つのではなく、自らその環境を構築しながらその相乗効果を最大化できるのではないかとワクワクするのだ。