- 2003年12月21日 19:42
- アトピー
温泉ホテル宿泊拒否に思うで書いていたが、気になっていた元ハンセン病患者の宿泊拒否をしたアイレディース宮殿黒川温泉ホテルのニュースのその後。
宿泊拒否 「判断は間違い」アイスターがHPで謝罪(くまにち.コム/ニュース)で、その謝罪文は 2003.12.19 アイレディース宮殿 黒川温泉ホテルの宿泊問題に関するご報告に掲載されている。
阿蘇郡南小国町の「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」が、国立ハンセン病療養所・菊池恵楓園(菊池郡合志町)入所者の宿泊を拒否した問題で、ホテルを経営するアイスター(東京)は十九日夜、江口忠雄社長名で「宿泊拒否に至った判断は間違い。『拒否は当然』としていたこれまでの見解を訂正し謝罪する」とする新たな見解を同社ホームページに掲載した。
紆余曲折あったようだが、謝罪文の掲載に一ヶ月。。。超スピード。(速いか遅いかは読む人の解釈に任せる。)一ヶ月も企業の意思決定に時間がかかることそのものアイスター企業組織のカルト性が影響していると邪推してしまうのは私だけだろうか?
参考URL:
「ハンセン病差別ホテルの背後には??」
「女性党・・・新興宗教とマルチ商法」
等を読んでいると。中には真っ当な社員もいたとしても、その良心がトップの恫喝により黙殺され続け、謝罪文が企業の意思として社会に発表されるまでに一ヶ月かかってもおかしくはないと感じる。企業としてアイスターが謝罪表明することは当たり前として、次に国や県による同ホテル、アイスターグループへの刑事責任の追及がどこまでしっかり行われるのかを見届けたい。
外見による差別をなくすために国が啓蒙する、もとい過去の国の過ちを含めてその責任を全うするということで義務を遂行することも至極当然とは思う。刑事で同ホテルを追求する場合、その社会的制裁という意味で今後どこまでやるのかに興味がある。麻薬や覚せい剤の取り締まりと同じく、下っ端だけちょろちょろ捕まえて終わらせるようなせこいことせず、この機会にその悪徳企業組織を壊滅させるということに国家権力を奮ってもらわねば、「お前ら、何やってんねん。」ということになるだろう。どうせこんなチンピラ企業、淘汰されて当たり前なんだから。少々の別件でもいいから一斉にしょっぴいても誰も困らないと思うんだが。。。腐ったこの国のことだし、そうなったら困るゴキブリ政治屋やその利権に群がっているハイエナ官僚がいるんだろうな。
これとは別に前から気になっていること。街中の銭湯やサウナに「入れ墨の人、暴力団風の方の入店入浴お断り」という看板がある。この看板がある銭湯に入っても、中には背中に立派な絵が書かれた丸坊主で眉毛も剃ったおっさんがいることがある。その両隣は誰も腰掛けて体を洗おうとしない。(怖くてできない。)その人は本当に怖いおっさんなのか、チンピラなのか、またはカタギの人なのかはわからない。誰もが怖いおっさんだと思うのだが、これは差別なのだろうか?。また、「入れ墨の人の入浴お断り」という看板そのものは差別になるのだろうか?正直私はヤクザ、チンピラ、ヤンキーのくそガキは大嫌いだが、この看板には疑問を感じる。
ピアスやタトゥのみならず、茶髪や金髪にしていてもカタギで真面目な若い人もいる。そういう人とヤクザやドチンピラを店の入り口でチェックしている訳でもない。チェックすることそのものも差別といえば差別なのかも。店内での暴力事件を抑止するための看板だとは思うが、今でもその看板が堂々と掲げられていることにはやはり疑問と矛盾を感じるのだ。
産経新聞の記事によると、
大阪市助役に大平光代さん
大平さんは兵庫県出身で、著書によると、中学時代にいじめに遭い、割腹自殺を図ったり、非行に走ったりした後、16歳で暴力団組長と結婚。離婚して大阪・北新地のホステスをしていた22歳のとき、養父と出会って立ち直り、29歳で司法試験に合格した。
この人のドキュメント番組をテレビで見たことがあるが、この人の背中の入れ墨も消えないはずだ。ちゃんと更正して立派に働いている人にとってもこの看板は迷惑であろう。そんな看板には何も臆することなく我が物顔でずかずかと入ってくる怖いおっさんやどチンピラ。。。逆に真面目なカタギがこの看板で迷惑するようなことがあればそれも困ったもんである。正直私にはわからない。
大平さんの著書「だから、あなたも生きぬいて」もついでに機会があれば読んでおこうと思う。斜に構えた見方で申し訳ないが、大平さんの事例を単なる美談と見るか、昨今の凶悪な少年犯罪の報道、少年法の改正の動きを阻む危険性もあるかもしれないと見るか、非行に走った子供を持つ親が教育指南書と読むか、現在誰からも助けてもらえないいじめにあってる当事者にとってのサバイバルバイブルとして読むのかは立場で変わってくるだろう。
極端な想定かもしれないが、以下のような状況に自分が直面した場合どうだろうと考えてみる。
自分の友人や身内が、シンナーで脳みそトロトロに狂ったヤンキーに殺されたとする。そのとき、そのヤンキーを許せるかといえば、多分そうは思えない。出てきたらぶっ殺すという気持ちがあるかもしれない。自分の身内は理由もなく殺されて、ましてやなんでヤンキー上がりが弁護士なんぞに、そんなことがなんで許されるんだ?という気持ちになってしまうかもしれない自分がいる。残念だがそういう偏見が自分の中にもあるのだ。そういう見方も含んで差し引いて読んでみようと思う。
多分この人もこういう下世話な陰口は腐るほど叩かれても、その十字架をずっと引きずって尚頑張ってるのだとは思うし、そのことは素直に評価したいとも思うのだが、こう頑張れる人とそうでない人との境目はどこにあるのかというのを社会が見極める、またその判断を下すことはとても難しいことだ。しかし、どこかで線を引く必要があるだろうし、その線は正常なものかということは常にチェックしつづけるバランス感覚が我々個々人に必要なのは言うまでもない。
我々アトピー患者では、肌が弱すぎて入れ墨を入れられるような肌の強い人はそれだけでうらやましいのだが。(おしゃれの選択肢がある人という意味。皮肉ではないので勘違いされなきよう。)
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