- 2004年5月25日 10:34
- アトピー
気になったニュースのメモ。
兵庫県姫路市立飾磨(しかま)高校(景山祐一校長、831人)が昨春の入試で合否判定に使った「調査書」の詳細なデータが外部に流出していたことが24日、わかった。当時の受験生約300人分の個人情報で、氏名や住所、出身中学名、中学3年間の成績、欠席理由、病歴など19項目を記載。作成当時と書式が微妙に異なっていたため、一部を元のデータと照合した結果、現在の2年生の情報と一致した。同高や市教委は流出経路などについて、関係者から事情を聞いている。
成績は9科目について5―10段階で表示。欠席理由の項目では、風邪や体調不良のほか、「アトピー」なども記されていた。部活動や課外活動実績なども一覧になっていた。
同高によると、データは入試直前の昨年3月初旬、校内の教諭10人でつくる合否判定資料作成委員会が内申書をもとに、校内のコンピューター室にあるパソコン約5台で作成。インターネットへの接続を切断し、2―3人1組で数値などを入力。フロッピーディスク6枚に記録し、最終的に光磁気ディスク(MO)1枚に統合していた。作業後、パソコン上のデータはすべて消去した、としている。
MOやフロッピーディスクは校内の金庫に保管。鍵は教頭が保管しているが、盗まれたり、持ち出されたりした形跡はないという。
流出したデータは本来、別ファイルだった推薦入試と一般入試の分が混在しており、学校側は、何者かが2つのファイルを統合して流出させたのではないかと推測している。
昨春、同高には推薦入試に88人、一般入試に283人の計371人が受験し、計280人が合格している。
学校側は、入力に携わった教諭に事情を聞いているが、今のところ流出経路は不明といい、25日にも在校生や保護者に事情を説明する。インターネットの掲示板でデータを見たという情報もあり、この点についても調べている。景山校長は「早急に流出経路を調べ、市教委と相談しながら今後の対応を決めたい」としている。(読売新聞)
何の変哲もない個人情報漏れの記事なのだが、「欠席理由の項目では、風邪や体調不良のほか、「アトピー」なども記されていた。」というくだりに反応してしまった。
- 学校生活において、生徒の個別の持病への配慮をすべき項目としてフラグが立っている。
- 合否判定の材料にする。
それとは別にこの記事でなぜ「アトピーなど」とわざわざ病名を明示的に記述するのかということも私は気になっている。他の病名では記事として成り立たないのか、それとも内申書での病歴項目にも必須チェック項目の病名として名を連ねているなどの理由があるのか気になっている。
学齢期児童、生徒の総数に占めるアトピーもちの割合が増えていて、本人の生活のみならず、家庭、学校でも色々と問題が生じていることが認識されつつあるサインととらえるか、記者の何がしかの意図があるのかはわからないが、なにげない会話のなかでの「アトピー」というキーワードには反応してしまう。「ピー」という可愛らしげな、あるいはおちょくった文字列の病名とは裏腹に、それを原点として副次的に本人のみならず世の中が抱え込む問題は山積しているのは確かなのだ。
- Newer: 火事
- Older: ちょっと疲れ気味かな