- 2004年8月21日 18:10
- IT関連
前から欲しいなと思っていた玄人志向のNAS(Network Attached Storage)組み立てキット玄箱を購入した。WindowsマシンでもMacマシンでも、もちろんLinuxマシンからでも自宅内のネットワーク上でディスクを共有してくれる装置、いわゆるファイルサーバである。店頭での入手は困難だったので、一昨日Crastのオンラインショップに発注し、今朝11時前に届いた。Crastでの玄箱の製品情報はここに記載されている。これとは別に、内蔵させるHDDも買わねばならない。Maxtor Diamond Max Plus 9 200GB ATA/133 HDD(型番6Y200P0)を昨日あらかじめ会社帰りにパソコン工房で購入しておいた。
ハコとディスクの合計3万円弱で200GBのお手軽ファイルサーバが作れてしまうというのはいい時代になったものだ。
この玄箱、デフォルトで玄人志向が用意したセットアップCD-ROMでセットアップし、Windowsマシンで任意のネットワークドライブ(例:Z)としてマウントしてもよいし、VineLinuxやDebian GNU/Linuxをインストールしている人も多くいる。今回はDebianを入れるのはあとのお楽しみにとっておいて、そのまま通常のセットアップをしてみた。
箱をあけると、黒い箱、セットアップCD-ROM、ネジ、縦置き用スタンド、「解説書」という組み立て用の説明書が一枚ペラしか入っていない。。。
HDDを内蔵させるためには。玄箱をあけねばならないが、外観はどこにもあけるためのネジもない。解説書を読みながら分解していく。マイナスドライバーで筐体の溝のなかのツメを押さえながらガワをはずしていくのだが、力加減が難しかった。。。

ようやくガワがとれた。基板をはずしたら、HDDブラケットが出てくるが、これを取り出すには、電源部のブラケットもはずさねばならない。結局、全部分解になる。(ここらへんの写真も撮っておきたかったが面倒だったので省略。)HDDのジャンパはマスタに設定し、HDDブラケットにHDDをネジ止めし、分解したときと逆の手順で組み立てなおした。
組み立てた玄箱にLANケーブルを挿し、電源をON。

以下は自宅内の同じネットワーク上のWindowsパソコンからの操作。
「KURO-BOXセットアップディスク」をマウントする。
「KuroBoxSetup.exe」をダブルクリックすると、下の画面が表示された。画面に従い、ファイアーウォールを無効にして作業を進める。

KURO-BOX Setup Utilityが起動し、下の画面が表示される。画面右下の「セットアップ開始」ボタンをクリックする。

しばらく待っていると、玄箱内のディスクのフォーマットが開始する。なにもせずに待つ。

同じくファームウェアの転送が始まる。なにもせずに待つ。

そのままなにもせずにひたすら待つ。(そう長い時間はかからない。)

「最終設定を行っています」と表示されるが、やはりなにもせずにひたすら待つ。(これもそう長い時間はかからない。)

セットアップが完了すると、「セットアップが完了しました」という画面が表示され、セットアップは終了。

Webブラウザから設定確認
KURO-BOX Setup Utilityの作業中の画面にも表示されていたが、玄箱に割り振られたIPアドレス(私の環境ではブロードバンドルータがDHCPサーバになっていて、玄箱の電源を入れたときにIPアドレスを自動的に割り当ててくれている。)にブラウザで接続する。ブラウザのURL欄にhttp://IPアドレス/と入力すると、下のような認証画面が表示される。ユーザ名はデフォルトで「root」になっている。webで最初にログインする場合だが、パスワードは設定されていない。(ログイン後、設定画面でパスワード設定、変更が可能。)今回はパスワード欄には何も入力せず、そのまま「OK」をクリック。

無事ログインが完了すると、下のような管理画面が表示される。
初期の状態ではなぜか、現在時刻が「2004/01/18/08:26:04」になっているので、現在時刻をこの画面の基本設定メニューで調整した。同じく管理者パスワードもこの画面で変更しておいた。

Windowsパソコン上でのネットワークドライブの割り当て
エクスプローラを起動するか、デスクトップの「マイコンピュータ」をダブルクリック。「ツール」メニューをクリックすると下のようなメニューが表示される。「ネットワークドライブの割り当て(N)...」をクリック。

下のような画面が表示される。今回は、ドライブを「Z」にした。フォルダ欄の右の「参照」ボタンをクリックする。

「Workgroup」の下の「kuro-box」の「share」が玄箱のデフォルトの共有領域になっている。この「share」を選択して、画面下の「OK」をクリックする。

フォルダ欄に「\\Kuro-box\share」が入力された下の画面が表示される。画面下の「完了」をクリックすると、玄箱の共有ディスク領域がWindowsパソコンではZドライブとして割り当てられる。

デスクトップの「マイコンピュータ」をダブルクリックすると、下の画面ように「'玄人志向 玄箱(Kuro-Box)'のshare(Z:)」というアイコンが無事表示されている。

「'玄人志向 玄箱(Kuro-Box)'のshare(Z:)」を右クリックし「プロパティ」を表示させてみた。184GBの空きがあることがわかる。

コマンドラインでのログイン
玄箱にはコマンドラインでもログインできる。ということで、Puttyでログイン。(rootでログインというのもちょっと。。。だが、まあいいか。。。)初期セットアップ直後のログイン時のID/パスワードはroot/kuroになっており、上記Webの管理画面でのログインパスワードとは別のようである。これも変更しておいたほうがよさそうだ。ログイン画面が表示されたら「root」と入力する。

とりあえすパスワード「kuro」を入力してログインする。

ログイン後、コマンドプロンプトが表示された。あとは、passwdコマンドでrootのパスワードを変更しておいた。

他にも細かい設定をしていかねばならないようだが、Debianを入れて自分流の設定をしたくなってくる。この誘惑に負けず、この玄箱はデータバックアップ用で使うようにして、別の機会もう一個玄箱を購入し、そっちをDebian化しようと思っている。
参考サイト:
玄箱 Debianサーバ構築メモ
【玄箱】簡単 Debian Box 化の技
LinkStation/玄箱 をハックしよう
槻ノ木隆のPC実験室:玄人志向「玄箱」を試す~NAS編:搭載HDDの選択とベンチマーク
玄箱(KURO-BOX)の評価を紹介するコーナーです。(2004.02)
玄箱を使い倒す
参考サイト:玄箱のメディアサーバ化関連
まぁくんの部屋
玄箱ビデオサーバ化のための補助ツールMATLIK(mAgicTV File Linker for KURO-BOX:マトリック)(PDF)
玄箱ビデオサーバ化のための補助ツールMATLIK2(MATLIK Version2:マトリック2)MATLIK2説明資料(PDF)
メディアサーバ化
wizd
wizd改造版
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