- 2004年11月 7日 05:12
- アトピー
公私にわたり、ユニバーサルデザインとバリアフリーという言葉と自分は今後如何に関わるのがベターなのだろうかということを考えさせられる機会が増えてきた。いきなり何のこっちゃと思われる方もいらっしゃるかもしれないが、なぜこれをおぼろげながら考えることが増えたかをまず少し書いておきたい。
先日、「アトピーに無駄金を使わないようにできないものか?」というエントリーを書いたが、これは裏を返せば「アトピーに有効なものには喜んでお金を使う」という意味も含んでいる。しかし、ここで自分の思考過程のなかである種の矛盾が生じていることに少し悩んでいる。
アトピーである自分は下らんアトピーグッズ業者のカモにはなりたくない。そんなものにはビタ一文支払わん、という自己防衛本能的な部分が強く働く訳だが、では、
また、「そもそもアトピーの人向けというセグメンテーションは正しいのか?」ということに立ち返った検証を生産、販売に携わっている人は行っているのだろうか?という疑問にぶつかってしまう。
昔はあらゆるアトピーグッズのセールス攻勢に対して「おおきなお世話だ。もういいかげんにしてくれ」と怒鳴るか無視すればよかったが、今は自分自身が「アトピーの人向け」製品情報アレルギーという状態になっているのかもしれない。
私の場合、良い品であろうが良心的な業者であろうが、それには関係なく「どんなに良い品物なのだと自分が納得、理解していたとしても他人には勧める必要はないし、その情報を安易に流すのはよくないことだ。」ということがデフォルトで最優先と考えてきた。(多数の悪徳企業と少数の良心的企業という前提。儲かれば製品の良し悪しは関係なく、アトピーの人向けという市場はドル箱だという安直なセールスと関わって、自分の貴重な時間とオカネを無駄使いすることはゼロに近づける必要がある。) これは情報を自分の目や耳、頭で考えて判断するということとは違うし、これは選別、吟味ではなく遮断であるのだが、自分のなかではこれでよいと考えている。
そこから「アトピーの人向け」の商品を紹介するアフィリエイトには嫌悪感を感じたりするのだが、これだけでは何の説得力ももたず、単なる感情論にすぎない。しかし、アトピーの人向けという製品分野のアフィリエイト(あるいはビジネスメソッド)はどう考えても成り立つべきではないと本能的に思うのである。(この理由、根拠まで深く掘り下げてきっちり説明できるようになりたいのであるが。。。。。)
「一般の人にとって安全で快適な生活をもたらす良い品物であれば、アトピーの人にとっても同じくそうである(あるいはそうであろう)」
という最大公約数的な製品、つまり誰もが毎日使い、買い足す必要がある製品そのものは、特にこうあるべきであると感じる。つまり、「アトピーの方向け」という概念など不要であるし、そのために一般の人向けの製品よりも付加価値分高額になるというのは成り立たないはずであると思うのだが、これは間違っているのだろうか?(青臭い、小便くさい理想論でもあるのだが、これをアトピーグッズを生産、販売する企業の方に実際のところどうなのか教えてほしいとも思う。)
と、ここまできて、このエントリのユニバーサルデザインとバリアフリーだが、この言葉の違いをまず調べてみた。
ところがである。ここでもっと悩むのは、アトピー患者としての自分は、「こんなんがほしいんです。」ということを適切に業者に伝えることができているのか?ということも今後逆に問われることもありうる。一般消費者、あるいはアトピー患者がメリットを受けるような製品化に貢献できるような我々にしかわからないニーズをメーカーに伝えることが必要になる訳だが、その行為が自分の中ではまだまだ「安易に我々がそういうニーズという情報をくれてやっても安心な社会構造ではないよなあ。。。」という思いが同時にあるのだ。
先日、「アトピーに無駄金を使わないようにできないものか?」というエントリーを書いたが、これは裏を返せば「アトピーに有効なものには喜んでお金を使う」という意味も含んでいる。しかし、ここで自分の思考過程のなかである種の矛盾が生じていることに少し悩んでいる。
アトピーである自分は下らんアトピーグッズ業者のカモにはなりたくない。そんなものにはビタ一文支払わん、という自己防衛本能的な部分が強く働く訳だが、では、
- なにが有効なもので何が有効ではないと感じているのか?
- 自分がそう判断する基準項目は何なのか?
また、「そもそもアトピーの人向けというセグメンテーションは正しいのか?」ということに立ち返った検証を生産、販売に携わっている人は行っているのだろうか?という疑問にぶつかってしまう。
昔はあらゆるアトピーグッズのセールス攻勢に対して「おおきなお世話だ。もういいかげんにしてくれ」と怒鳴るか無視すればよかったが、今は自分自身が「アトピーの人向け」製品情報アレルギーという状態になっているのかもしれない。
私の場合、良い品であろうが良心的な業者であろうが、それには関係なく「どんなに良い品物なのだと自分が納得、理解していたとしても他人には勧める必要はないし、その情報を安易に流すのはよくないことだ。」ということがデフォルトで最優先と考えてきた。(多数の悪徳企業と少数の良心的企業という前提。儲かれば製品の良し悪しは関係なく、アトピーの人向けという市場はドル箱だという安直なセールスと関わって、自分の貴重な時間とオカネを無駄使いすることはゼロに近づける必要がある。) これは情報を自分の目や耳、頭で考えて判断するということとは違うし、これは選別、吟味ではなく遮断であるのだが、自分のなかではこれでよいと考えている。
そこから「アトピーの人向け」の商品を紹介するアフィリエイトには嫌悪感を感じたりするのだが、これだけでは何の説得力ももたず、単なる感情論にすぎない。しかし、アトピーの人向けという製品分野のアフィリエイト(あるいはビジネスメソッド)はどう考えても成り立つべきではないと本能的に思うのである。(この理由、根拠まで深く掘り下げてきっちり説明できるようになりたいのであるが。。。。。)
「一般の人にとって安全で快適な生活をもたらす良い品物であれば、アトピーの人にとっても同じくそうである(あるいはそうであろう)」
という最大公約数的な製品、つまり誰もが毎日使い、買い足す必要がある製品そのものは、特にこうあるべきであると感じる。つまり、「アトピーの方向け」という概念など不要であるし、そのために一般の人向けの製品よりも付加価値分高額になるというのは成り立たないはずであると思うのだが、これは間違っているのだろうか?(青臭い、小便くさい理想論でもあるのだが、これをアトピーグッズを生産、販売する企業の方に実際のところどうなのか教えてほしいとも思う。)
と、ここまできて、このエントリのユニバーサルデザインとバリアフリーだが、この言葉の違いをまず調べてみた。
改善または特殊化された設計の必要なしで、最大限可能な限り、すべての人々に利用しやすい製品と環境のデザインとある。私にもこれはしっくりとくる考え方である。これは対象商品の見た目のわかりやすさやかっこよさということだけではなく、使用感や快適性、更にもっと大事な安全性という基準まで広げた設計思想そのものにまで広げられていないと意味をなさないと感じている。たとえば、我々アトピー患者としてその価値基準は何だろう?肌触りであったり、むずがゆさが増大しないことであったりというごく基本的なことがスタートラインとなろう。(大人向けと子供向け、男性向けと女性向けなど、そこから細かく想定需要は細分化されていくのであろうが、根っこはシンプルなはず。)それは美しさやかっこよさではなく、不快感が少しでも減る、或いは快適性が少しでも増すという機能面であり、生活必需品に求めるのはこの2つが起点で、「アトピーを治す」というお仕事をこれら衣食住に関わる消費財に望むのは「おいおい、それは違うだろう」と感じるのである。また、これに気づかない生産者と消費者ばかりという構図になっているんではないかと思うのだ。冷静に考えればこれはわかっているにもかかわらず、私も無意識にその罠に陥ることがあるという前提の話ではあるが。。。。。(このあたりの違和感をずっと感じたまま今も「なんか違うよなあ」と感じるのだが、そこから先のブレークスルーが見出せない。次に、バリアフリーも調べてみた。
やっぱりゴールなり理想をユニバーサルデザインに定め、実践面ではバリアフリー対応を繰り返してユニバーサルデザインに近づけるしかないのだろうか?というところに行き着くようだ。では、各メーカーや販売に携わる業者が「アトピーの人向け」という概念の製品を成熟させていけば(仮にバリアフリーになるような製品を世に送り出し)、何年かたてば、それはユニバーサルデザインな製品に統合されるのだろうか?そもそもそういうゴールや目標をおいているのだろうか?と思うのである。
- 障害のある人が社会生活していく上で障壁(バリア)となるものを除去すること。もともとは段差解消などハード面(施設)の色彩が強いが、広義には障害者の社会参加を困難にする障害の除去(ソフト面の思いやり、気持ち)を含む。(by 総理府「障害者白書」)
- 現在は、「ユニバーサルデザイン」を理想としつつ、「バリアフリー」の観点で実績を積み上げていこうとしている。
- ユニバーサルデザインとバリアフリーとの違い
→バリアフリーはもともとあったバリアを取り除くこと、それに対しユニバーサルデザインは最初から取り除かれている(特別な調整をしない)ことを指す。
ところがである。ここでもっと悩むのは、アトピー患者としての自分は、「こんなんがほしいんです。」ということを適切に業者に伝えることができているのか?ということも今後逆に問われることもありうる。一般消費者、あるいはアトピー患者がメリットを受けるような製品化に貢献できるような我々にしかわからないニーズをメーカーに伝えることが必要になる訳だが、その行為が自分の中ではまだまだ「安易に我々がそういうニーズという情報をくれてやっても安心な社会構造ではないよなあ。。。」という思いが同時にあるのだ。
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