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こうべUD広場UD連続講座第四回(全六回)メモ

こうべUD広場UD連続講座第四回を受講してきた。

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アトピー的自由計画からは、岡田さんと私が受講した。以下はそのメモ。

「駅 ~ユニバーサルデザインの視点から考える~」16年度婦人大学UD学科卒業生

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神戸近辺の駅のユニバーサルデザインに関する取り組み状況の調査報告が行なわれた。

パネルディスカッション「世界一ユニバーサルなまち神戸をめざして」(第2弾)

以下の4名の方による活動内容や自己紹介があった。

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  • 佐藤さん:六甲道北地区まちづくり連絡協議会
  • 水越さん:昭和39年より30年間、神戸の盲学校で教鞭をとられていたが、現在は退職された。ご自身が目が不自由であり、当事者としての点字パネルに関する説明や改善必要事項などをレクチャー。子宮癌の後遺症とも共存されている。
  • 森崎さん:長田区ユニバーサルデザイン研究会の活動に従事されるタクシー会社の経 営者。ユニバーサルデザインフェアの準備に奔走。

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今日のパネルディスカッションは非常に参考になる内容の濃いものであった。我々アトピー患者も白内障や網膜はく離から失明に至るケースもあることから、特に上記水越さんによる点字パネル関連のレクチャーは非常に参考になると思いながら聴くことができた。(これはアトピーの患者さんでない一般の人であっても、いつ事故で視力を失うかはわからないのは条件としては同じではあるが。。。)特に当事者でないとわからないことを理路整然と説明され、非常にわかりやすかった。資料が配布されていなかったのが残念。後でじっくり読み返したくなるものであった。

ポイントをかいつまんで書くと、以下の項目が重要であると感じた。(不勉強でうまく理解できていないかもしれないが。。。。)

  1. 視覚障害のある人でも安全、快適に暮らせるように、街づくりのための法律として、「交通バリアフリー法」「ハートビル法」「建築基準法」が主にその役割を担っている。
  2. しかし、その法律(やルール)を活かすも殺すも人である。
  3. 上記法律を元に、点字ブロックの整備などの自治体の取り組みが行われていることは喜ばしいことであるが、時として上記三つの法律ではカバーできない領域が課題として顕在化している。
  4. 理想は、「ユニバーサルデザイン法」(仮称?)のような、体系だった法律の整備が必要である。更に理想を掲げるならば、このような法律がなくともどのような人でも快適、便利、安全、安心に暮らせるような環境が必要。(総論で言うのは簡単だが難しいのも事実)
  5. また、規則を厳格に守った街づくりをしたのに、目の不自由な人にとって逆に「不便」「危険」となってしまっている事例があること。
  6. 点字ブロックの正式名称は、「視覚障害者誘導用ブロック」。JIS規格で定められた三種類の点字ブロックがある。
  7. 神戸市では、これを拡張した独自規格の点字ブロックを整備したが、これはあまり好ましい結果をもたらさなかった。(但し、神戸市は他の自治体よりも市民のニーズを汲み取った整備を早めに取り入れ、実践している部分は評価できるとのこと。)
  8. 壁面や自動ドアの端っこに近いところに点字ブロックが敷かれていると、通行しにくい。
  9. 地下街に設置された点字ブロックが、地下街の通路の色と似たものにしてある事例。通路の床の色が茶色。点字ブロックの色も茶色。点のでこぼこはあるという事例だが、目の見えない人にはこれは直接影響はないように見えるが、これが深刻な問題を引き起こす。一般の人にとっては点字ブロックがあるということを意識できず、そこに一般の人が立つ状況ができてしまう→目の不自由な人の通行の妨げになる。点字ブロックがそこにあるという意味を一般の人にも印象付けやすい色の標準として「黄色」が採用されている。しかし、この事例のように景観デザイン・配色の配慮として茶色にされてしまったための弊害のほうが大きい。建築・設計・デザインに携わる人には景観などのデザイン性に配慮するよりも、点字ブロックに黄色というシンプル標準は厳格に遵守してほしい。
等など。。。全てを網羅して記憶できなかったが、非常に参考になる内容であった。

以下はその水越さんが説明されていたスライドをデジカメで撮影したものである。途中でバッテリー切れになってしまったが。。。

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今日の連続講座を受講していた時に、たまたま神戸芸術工科大学の見寺先生と隣だった。見寺先生は以下の本を書かれている。

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第一回を受講したとき、アトピー的自由計画の活動内容を見寺先生に高山さんからお知らせしてもらっていたことを覚えてくださっていて、お互いコンタクトをとろうと考えていたのだが、丁度前回も受講されていたTHINK JUSTICEさんから紹介いただき、受講後30分ほどアトピー的自由計画のアトピー的コレクションで我々がやりたいと考えていること、逆に見寺先生と教え子の学生さんがやりたいと考えられていることを刷り合わせ、意見交換させていただく機会を得ることが出来た。それぞれのできること、できないことをお互いに補完しながらプロジェクトを進めていけるようになると思う。これも大きな収穫であった。忙しくなるかもしれない。

神戸芸術工科大学の見寺教授からの提案で、アトピー的自由計画の皆さんと共に「アトピー患者が着やすい服」を考えていくことになりました。考えてみれば、「アトピー肌にいい化粧品」だとかはあるのですが、一日の大半着用しなければならない衣服に「敏感肌用」という思想がなかったような気がします。たくさんの方の意見を取り入れたいので、アトピー用衣服についての意見がある方は気軽にこちらにメールください。

以下に少し補足。

我々は、アトピー的コレクションのプロジェクト自体で上記ファッションショーを実施するのはもともと年末か年明けを考えていた。しかしこれにはこだわっておらず、小さな飲食店を借りてデザインの個展やこの一年間で集めた患者自身の既存の服の組み合わせによる工夫などの公開など、地味なものでもよいというアイデアも出てきている。この一年間で集めてきた情報を公開する場を設けるというシンプルなものでもOK。とにかく無理をしないこと。

もともと現在の関係者がおっさんやにーちゃんばっかりなので、「ほんまにファッションショーなんかするの?」「やるとは言ったもののできるんかな?」ということで実は消極的なのが本音であったのもある。今回は、この核心の領域で神戸芸術工科大学の方と協調できるかもしれない。

しかし反面、私個人としては「ファッションショー」のみが一人歩きしてほしくないという思いもある。

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  1. アトピーの人用の服を作ることが目的ではない。
  2. 「アトピーの人でも快適に着られる」一般の服が普通に生産されるようになること
  3. 特定の1メーカーの製品の購入、全てその製品に買い換えという価値観にはなびかない
ということ。上記3点が大前提。ここを我々も履き違えないように遂行していきたいと考えている。また、我々が考えていきたいこととしては、
  1. 一般の人が購入する服で、アトピーの人も快適に着ることができる服は何だろう?それは既にもうあるのか?ないのか?
  2. 今既に持っている服や肌着の組み合わせで快適に過ごすノウハウ・知恵があるはず。実際に、自分が欲しい快適な服の組み合わせを考えてみよう。そしてそのノウハウを患者で共有できるようにしよう。
  3. なかったら作ってみよう。それがほんとに我々のニーズを満たすものなのか、既存の服との組み合わせにも十分フィットする機能・美麗さを持っているか?も継続してみていきたいな。
  4. しかしそれは必ずしも全ての人にとってよいモノが一発で作られるとは限らない。製作過程から一般のいろんな分野の人との対人コミュニケーションが出来る機会、学ぶ機会を得ることが後々の人生の肥やしになる。
  5. 上記1~4を繰り返し回す(継続する)ことで少しづついいものが出てくる流れが定着すればよい。
という感じでおぼろげながら試行錯誤してはいるのだが、特に上記3は我々おっさん軍団にはデザインはおろか、型紙を作ったり裁縫をすることは無理であり、今回の協力申し出を繋いで下さったTHINK JUSTICEさんに感謝。

関連エントリ:
こうべUD広場UD連続講座第三回(全六回)メモ
こうべUD広場UD連続講座第二回(全六回)メモ
こうべUD広場UD連続講座第一回(全六回)メモ
アトピー的コレクションの遂行課題雑感
kobe hyogo 2005 夢基金プロジェクト遂行に伴うアトピー的コレクションプロジェクトスタッフ募集
ユニバーサルデザインとバリアフリー
アトピーに無駄金を使わないようにできないものか?

参考:
点字ブロックって知ってる?「安心して利用できるように」(JIS規格で定められた点字ブロックについての説明)
DirtyMeat:~時代はユニヴァーサル~ ?
THINK JUSTICE:2005-05-28 ラッキー
THINK JUSTICE:2005-05-29 かんがえる
nori ato:アトピー的ユニヴァーサルデザイン

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