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こうべUD広場UD連続講座第六回(全六回)メモ

アトピー的コレクションの一環で受講していたこうべUD広場UD連続講座第六回を受講してきた。今回は全六回の最終回。ラジオ体操のハンコのように参加する回を重ねる度に貼られるシールがこれで全部揃った。皆勤賞である。

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今回は、ユニバーサル文化・スポーツ祭というイベントの見学が受講とみなされるものであった。場所はコミスタこうべ(神戸市生涯学習支援センター)という小学校の跡地で運営されている公共施設て実施された。なにやら、運動会に駆り出されるんではないかという不安があった。もともとアウトドア系のイベントや体育会バリバリの汗べっとりのスポーツは私は見るのもするのも嫌いなので、この暑い日に困ったなあと思いながらも、上記シールを埋めることに達成感を感じるという屈折した動機で見学した。

不安は会場に到着して解消された。タイトルに、「文化・スポーツ祭」となっているとおり、スポーツオンリーではなかったのでほっとした。

  1. ビームライフル体験コーナー
  2. 紙すき作業体験コーナー
  3. おてポンづくりコーナー
  4. さをり織り体験コーナー
  5. 神戸ミニヤード体験コーナー
  6. UD将棋体験コーナー
  7. オカリナ演奏コーナー
  8. 和太鼓演奏コーナー
  9. ユニバーサルファッションコーナー
  10. ハンディキャップテニス体験コーナー
  11. シッティングバレーボールコーナー
上記11の展示があり、興味のあるものから順番に見学していき、見学すると各展示コーナーでスタンプを押してもらえ、五箇所以上集めると、景品がもらえるという趣旨だった。いわゆるスタンプラリー形式での見学となっていた。私が興味のあったのは、ビームライフル、ユニバーサルファッション、ミニヤードの3つ。全てをじっくり見学する時間はなかったが、主に上記3つに関しての感想をメモ程度に、記録しておきたい。

ビームライフル射撃教室
誰でも撃てる安全な可視光線銃を使った射撃。弾は出ない。弾の代わりに可視光線を的に向け発射し、そのスコアを競う競技。国体の正式種目にもなっているようだ。

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ピストルと、ライフルがあるのだが、私はピストルを体験させてもらった。両手で持って構えようとしたが、右手片手で持つようになっていた。あいた片手はズボンのポケットに手をつっこむ要領で、右手を伸ばして的とピストルの照準を合わせて撃つのだが、ピストルが思った以上にずっしりと重く、手首、腕の付け根の筋肉が疲れ、ぐらぐらしてピンポイントで的を打ち抜くのは難しかった。使い方の説明と練習(試射)をしたあと、ヘロヘロになったところで、「さあ、これから10本撃ってスコアをとります。」とのことで、これだけで疲れてしまった。

ユニバーサルファッションコーナー
今回の展示の中で見学しておきたかった本命。一級建築士事務所有限会社アーキラプトによる展示だが、中身は大阪モード学園で5月28日に開催された「FASION EQUALITY CONTEST 2005」での300点から一次審査を通過した14作品の現物展示、説明パネルの展示、学生さんによる説明というものであった。

見学を開始したときに説明くださったおにーさんの最初の切り出しが、「ユニバーサルデザインというよりも、今回の展示物はバリアフリー的アプローチの方が色濃く見えるかもしれません。」とのことであった。確かに、義足の人が義足の取り外しがしやすく、且つ見た目にも違和感のない機能美を実現したデザイン、乳がんの方でも美しく着こなせるよう配慮されたドレスなど、その用途において何らかの目的には合致した機能、デザインを意識したものが展示されていた。よく、「アトピーの人は、この服を、この下着を、この素材を」と自社製品、ブランド、素材のアピールに終始し、本人の選択の幅を狭めて迷惑をかけてることに気付かないマスターベーションな輩は醜いものだが、これと同じくユニバーサルデザインに携わる人が、「これはユニバーサルデザインではない。バリアフリーだ。」というバリアフリー批判に終始する場面を見ることがあるが、これも同じく見ていてとっても見苦しいと感じるときもある。そのあたりをおさえたコミュニケーションをしっかり意識されている方だなと感じた。

上記を踏まえて、我々も「これはユニバーサルデザインではない。バリアフリーだ。」というバリアフリー批判に終始して議論を空回りさせないようにせねばならないという意味も込めて、こうべUD広場UD連続講座第四回(全六回)メモに掲載しておいた図を敢えてここでも再掲しておきたい。

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この図の基本的考え方を踏まえながら、今はバリアフリー的アプローチであってもユニバーサルデザインに適合できる可能性のある取り組みをされている参考例になるケースはあるという考え方に立ち返ると、今回の出展者の方々との協調も今後できるような気がした。

誰もが快適に衣食住の衣の領域を楽しめるようにという思想は確かにすばらしい。それを現物として世に出すには、少なくとも2つのアプローチがあるのかなとおぼろげながら感じた。

  1. 上記のように、XXの人でも着ることのできる機能、素材、デザインの服を作る。(製品化)
  2. 一般の人が着る服という標準概念に、できるだけXXの人でも着られるという機能を随時取り込み標準概念を発展させる。(既存の標準に取り込む。既知の機能、デザイン、素材に新しいものを追加し続ける)
上記1だけでも悪くはない。また、2は確かにすばらしいが、逆にあまりにもおぼろげ過ぎてそれをイメージすることは難しい。(だからデザインや設計がある。)また、上記2のアプローチも、さらに、基本とオプションに分けて、1のアプローチと組み合わせることで2が組みあがってくるという可能性もある。逆に、万能を目指しているにもかかわらず、誰にも役立たないものになってしまう可能性もあるかもしれない。現実的には1と2が混在しているが、大切なのは、それが手にとってわかるように流通が起きていることと、我々がそれぞれの良さ、改善の余地などを知ること、または選択する時にどんな基準で選択しているのかを知ることかもしれない。

そんなことを感じながら、この展示を見学できたのは面白かった。残念なのは、展示物が殆ど女性用、男性用は一点のみだったこと。男女いずれにも着こなせて、また、我々アトピー患者でも着ることのできるものという展示物はなかったので、リクエストを出しておいた。

一見普通の服。アトピーの人も安心して着られる服と一言で言うと難しいかもしれない。しかし、今私が着ている服にしても、特別に誂えたものではない。カジュアルもフォーマルもだ。私はおっさんなので、そんなおしゃれでもなく、カジュアルはここ数年ユニクロ以外で買うことはない。下着はコンビニのトランクスや靴下、ワイシャツの下にTシャツも着ないことも最近多いが、特別なコットンを使ったものを選んでいるわけでもない。実際これらで十分だから。。。唯一の懸念は、ユニクロが未来永劫存続し、現在のように潤沢に商品が供給され続けるのかということだけである。もし、ユニクロがなくなっても、同類の他社、またはそれの複数が乱立するほうが選択肢も増えてよいとも思う。店頭で手にとって触ってみて、快適に着られると感じて購入するのを決めるときの素材感で無意識にやっていることがひとつある。例えば、YシャツやTシャツを手に取ったときは、裏地を首筋にくっつけてみて、少し掌で押さえて2~3センチこすってみる。これでチクチクしなければ、綿100%でなくとも快適な生地があるものだ。勿論その日の体調にもよる。

この日は高山さん柾木伶さん岡田さんサモさん(Ψ六狂速者Ψ)も現地にて合流。当イベント終了後、新長田に移動して8/13放送分のラジオ収録に移動したのだが、その前に、ミニヤードを体験してみようということになった。

ミニヤード
調べてみたら、ミニヤードというサイトまであった。実は、しょーもないゲームというレベルで侮っていたのだが、シンプルなせいか、逆にこの面白さにはまってしまった。

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ビリヤードをやったことがある方はわかると思うが、キューを持って自分の腕の力で撞くのだが、ミニヤードの場合は、キューの中にスプリングが仕込んであり、ちょうど握る部分でレバーを引っ張るとスプリングが縮む仕組みになっている。強さを調整するために二箇所レバーを引っ掛けられる溝があり、ここに引っ掛けることができれば、指でこれを離すだけでキューの先端が前に数センチ飛び出す構造になっている。また、通常ビリヤードは、玉を撞くが、ミニヤードの場合は、オセロゲームのような円盤を撞くようになっている。また、テーブルは円になっていて、中華料理の丸テーブルのように回転するようになっている。

最初、子供のおもちゃ程度だろうと、はやくラジオ収録に移動しようかと思っていたのだが、結局はまってしまい、おそらく一時間はこれで遊んでしまった。サモさん(Ψ六狂速者Ψ)は、他のん見てくるということで、オカリナを吹きにいき、それも終わって戻ってきたら、まだ我々は遊んでいたというくらい中毒性のあるものであった。

こういう楽しさの面では、このミニヤードはユニバーサルデザインとはどんなものだろうかを考える題材としても魅力があるものだなと感じた。

まとめ
およそ半年にわたり受講してきたわけだが、これとアトピー的コレクションとどう結びつくの?と感じられる方もいるかもしれない。今回受講した方々からの話もまとめると、以下のような感じか?

  1. ファッションショーを派手にやる必要はなく、今回のユニバーサルファッションの出展方法のような展示でも十分。
  2. 新しい服を作ることに目が行きがちだが、既知の服、あらゆる生活用品の組み合わせ(タオル、ハンカチ、)の集積、アトピー患者のノウハウの共有、公開ができる環境を整え、細々とでもそれを継続することに意義がある。
  3. 上記選択を自身でできることは職業としても確立する分野となるかもしれない。例えば、ホテルマンにはコンシェルジュ、レストランにはソムリエがいる。服屋さんにはハウスマヌカン(死語?)がいる。
わかりにくいかもしれないが、これらは車の両輪である。また、ブランド化や製品化というものづくりの世界だけの視点だけでも意味がない。特に我々に直接関わるという意味では、上記3はアトピーであれば自身の服の選択そのもののメリットを享受できるし、一般の店頭スタッフが一般の方のみならず、アトピーの方の体調に応じた組み合わせ提案ができるような情報として蓄積する価値はあると考えられる。

私はアトピーの人向けの服とやらは一着も持ってなくても生活できている。同じく、この10年を振り返っても、快適性という観点では何がしかの工夫、選択は自分で行なってきたが、その場面でアトピー専用の衣類という概念、ブランドを押し付けられる生活ほど息苦しくつまらないものはない。

余談だが正直なところは私自身はおしゃれという観点では、服にはまったく興味がない。私が油ぎったおっちゃんになっちゃったからなのと、もともとおしゃれ周辺の商材、サービスというものに高額な対価を払うということは自分の価値観の中では最もプライオリティが低く、その魅力を微塵とも感じないことに起因するのかもしれない。一言で言えば、自分の残りの人生をおしゃれなるものに費やすのは個人的にはとってもとってもつまらないのだ。これは私の興味、価値観の領域においてであるので誤解なきよう。

そんなおしゃれとは180度ちがう領域に興味を持つ自分がアトピー的コレクションの一環でこの半年アトピーと衣服に関してわざわざ考えるのはとっても苦痛でもあったが、今振り返るとそこにもオープンソースの概念に近い素地があるのではないかとも感じることが時々ある。最近、オープンソースの波はビールにもという記事があったが、ユニバーサルデザインな服やその知恵がオープンソースのように集積されることがあってもええんちゃうのという思いがある。

 オープンソースはソフトウェアの枠を超えて、『ウィキペディア』のようなオンライン百科事典(日本語版記事)や生物学研究(日本語版記事)にまで広がっているため、誰かがオープンソースのビールを作るのも時間の問題だった。  ボレス・オェルのサイトによると、「現代のオープンソースの発想や手法を旧来の現実世界の製品に当てはめる実験として」オープンソースのビールを考案したという。オープンソースのビールというアイディアは1998年からジョークとして存在していたが、ボレス・オェルの学生たちとスーパーフレックスはそれを現実にしようと決意した。  スーパーフレックスのニールセンさんは、「フリーにするものとしてビールを選んだのは、日常的で普遍性があるからだ」と説明する。  味がすべてのビール業界では通常、メーカーのレシピは厳格な商標権で守られている。いっぽう、自宅でビールを醸造している人々は情報交換を行なっており、レシピ本も豊富に揃っている。  『ブルワーズ協会』のチャーリー・パパジアン会長は、「自家醸造を行なっている人々は、醸造法やレシピに関する体験談を楽しく語り合っている。彼らには秘密などほとんどない」と話す。  ビール業界の中には、オープンソースのビジネスモデルを採用する醸造者が現れており、レシピ以外のものまでオープンソースに移行している。オーストラリアに住んでいる米レッドハット社の元従業員は、アルコールへの愛情をオープンソースのプロジェクトに発展させ、顧客が一部を所有するビール醸造所を立ち上げた。
成果は共有され、誰もが流用でき、それをテコとした自由競争が促進され、雇用まで出てくるのであれば、アトピー患者でも社会参加の機会は増える。この観点においては面白いなと感じることができるのだ。

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うさちゃん(ばばうさぎ) 2005年7月26日 21:56

バリアフリーとユニバーサルデザインの図を見ましたけど、xxの人向けって、バリアフリーではなく、バリアを作っている感じがしました。
バリアフリーという言葉は、バリアを越えるためって意味なのかしら?
まあ、バリアフリーであろうが、ユニバーサルデザインであろうが、私が着ていられるならどうでもいいですけどさ。

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