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アトピーをねじ伏せる?アトピーと共存する?


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[mp3:http://www.atopic-info.com/archives/podcast/rec-20060421-1531.mp3:アトピーをねじ伏せる?アトピーと共存する?] ちょうど1994年の4月おわりから5月にかけて、アトピーをねじ伏せるという気概を以ってステロイドの使用を停止し、体調の好不調を繰り返しながらゆっくりと日常生活を取り戻して現在に至りますが、当時から「ねじ伏せる」という対象は何もアトピーだけではなかったような気がします。対人関係においても、会社への復帰の準備においても、通勤時のすれ違う人々の視線に対しても、全て「なめられてはいかん」と、24時間365日が臨戦体制、一瞬一瞬が真剣勝負というか、自己防衛的攻撃性、及び当時の怒りを最大限にすることでギリギリの平常心を維持しようとあがいていたのかもしれないと今になっては思います。

日常生活が落ち着いてくるにしたがい、そのねじ伏せるという思いよりも、「アトピーかかえててもまあええか」と思える場面が12年前よりも増えてきているような気もします。

一昨日、無理心中の母親に実刑というエントリーを書きましたが、この種類のニュースを目にするたびに、「アトピーでも真っ当に生きようとしている、或いはそう努力している患者に失礼やろ。なんちゅう親やねん。この種の事件がおきるたびにオレらは駄目な人間やという烙印を押されたきがして非常に気分が悪い」という思いがいつもよぎります。

反面、「10年後か20年後、お子さんが自立できている姿をイメージして欲しい。そのためには我々がよい面も悪い面も示さねばならない。できればそれなりに幸せに暮らしている姿が目に入るように生きねばならない。」という強い思いも同じくあります。我々が病気を抱えてても、今なんとか楽しく生きていけている今日というのは、この親子にとっては「いつになっても来ない明日」であってはならないのですが、この種の事件を一件でも減らすきっかけになるようなニュースを目に出来る機会ももっと増えて欲しいなと思っていたらありました。

 大使館で勤務後、渡米先の大学院で安全保障を学んだゴスペル歌手。そんな異色の経歴を持つ堺市南区の文屋範奈(ぶんやはんな)さん(35)が4月から、近畿大学(東大阪市)の英語の非常勤講師として教壇に立っている。留学やライブ活動など豊富な経験に基づくユニークな講義が学生には好評で、文屋さんは「若い人に、自分の長所や本気で取り組みたいことは何かを考えるきっかけに」と意気込んでいる。

 文屋さんは、1990年から4年間、米国・ミネソタ州立モアヘッド大学でジャーナリズムを専攻。卒業後は東京のパキスタン大使館で2年間、広報や通訳の仕事に携わった。しかし、当時の自衛隊の国連平和維持活動(PKO)派遣や印パの核対立問題を通し、「英語ができるだけではだめ。国際政治に関する専門性を」と退職して再渡米。96年からジョージ・ワシントン大学院で「平和のための軍事」をテーマに安全保障学を研究した。

 院生約30人中、たった一人の日本人女性。軍事を学ぶというだけで露骨に嫌がられ、同じ院生から「リメンバー・パール・ハーバー」とも言われたという。負けん気から、軍事兵器の図鑑を編集する出版社でアルバイトを続け、週に10冊は専門書を読みあさった。すり切れた同じ服ばかりの貧しい生活。猛勉強のかいあって大学院は2年後に修了したが、自律神経失調症を患い、アトピーも併発。帰国せざるを得なかった。

 半年間は自宅から出られず、不本意な人生に失意の底に沈んだが、肩ひじ張らずに、できることを考えるようになり、通う教会の賛美歌が心に響くようになった。

 「歌をやってみたい」。大学で音楽理論を教える父親の勧めでゴスペルに取り組んだのは29歳になってから。ソフトウエア会社勤務を続けながらの活動だったが、「癒やされた」と声をかけてくれたり、歌声に涙したりする聴衆の姿に「自分の感情や気持ちを素直に表現すれば、感動が分かち合えるんや」と実感した。

 2004年、スイスで開いたコンサートを機に歌手活動に専念。CD制作のほか、国内各地の教会やホールでジャズやポップスも盛り込んだライブを年間約40回開き、昨年5月には愛知万博でもステージに立った。そんなパワフルな活動ぶりを知った大学側が、教員にと白羽の矢を立てた。

 大学では週4回、経済学部の英語を担当。モットーは「けんかができる英語指導」で、自分の考えを冷静に伝えられるよう身近な話題でのスピーチや討論を講義に盛り込む。11日に開かれた初回の「時事英語」では、「中国の情勢が気になるアメリカでは孫子が人気」と、孫子の「兵法」の一節「彼を知り、己を知れば、百戦して殆(あや)うからず」の英訳文を紹介。「では、みなさんの得意分野は何やろか」とさっそく教室内を歩き回り、約40人の学生に問いかけた。

 「どんなに壁にぶつかっても、人生はそこで終わりじゃないということを伝えたい」という文屋さん。「英語力はもちろん、学生が自分の〈武器〉をゲットする手伝いができれば」と話している。

Comments:1

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デルシア 2006年4月26日 11:41

いいお話でした

また、聞きにきます

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