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せこい奴等

僕のページをなんとかして削除させようと躍起になっている人々がいます。 水面下で僕にふりかかった「あきれた出来事」をお伝えします。 ある部分僕がまいた種なのですが、 ホームページを作るということで、個人でも負わざるを得ないリスクもあることを この時学びました。また、それでも屈することなく主張すべきことは たとえ個人でも主張すべきだということの大切さも学べました。

事の発端

事の発端はアトピーFAQを添削という内容を作ってからでした。 このアトピーFAQを添削を作成した当時は、今の内容よりもっと過激にしておりました。 現在はこのページからFAQを作った先生へのリンクと先生の顔写真の画像貼り付けははずしております。 というのは、このFAQのオリジナルを作っていた皮膚科の先生が、当時僕にとってはよい人悪い人に関わらず、FAQの内容が許せないものであったので、勝手に添削していた訳ですが、僕とこの先生との間で話し合い、交渉し、円満解決に至った結果、現在のアトピーFAQを添削の形に落ち着いた訳で、「せこいやり方をする奴等」とはこの先生のことではありません。 また、この先生も現在はこのオリジナルのアトピーFAQ自体を削除して下さっています。

ここまではよかったが

この先生とのやりとりがなぜ起こったか?実はこの先生に「せこい入れ知恵をした黒幕」がいるのです。 この先生に「名誉毀損で訴えたほうがいい」と吹き込み、騒ぎを大きくした人々がいます。 この人々はヤブイシャリストを嫌っており、なんとか削除させたかったのでしょう。チャンスとばかり、この先生をバックアップするということを追い風に、以下の行動に移ったのでした。

何をしたか

この「せこい入れ知恵をした黒幕」は、まず、僕が契約しているプロバイダーに対して 抗議の電子メールを出したのでした。実は僕はこのメールが出されるという情報を既につかんでいました。 子供じみたやりかたですが、それに同調するプロバイダーもどうかしていると思いました。もはや国内には個人の言論の自由さえないのが、今のにっぽんなのだと悟りました。僕にも珍しく味方になってくれるお医者さんがいるのですが、「せこい入れ知恵をした黒幕」がプロバイダーに抗議メールを出すから気をつけてねと教えてくれていたのです。そして、その3日後に削除を求めるメールがbekkoameから届きました。

べっこあめから僕への苦情メール

Date: Tue, 1 Oct 1996 23:03:14 +0900 (JST)
To: sji@can.bekkoame.or.jp
Cc: beginner@bekknet.ad.jp
Subject: HomePage
From: beginner@bekknet.ad.jp (BEKKOAME INTERNET INC.)
X-Mailer: mnews [version 1.19] 1995-07/21(Fri)
Content-Type: text
Content-Length: 1284
Status: 


松岡様

ベッコアメ・インターネットの白濱と申します。 ホームページにつきまして一部、掲載内容にインターネットを利用するうえで 適切でないと思われるものがふくまれております。弊社ではホームページでの情報 発信について特に制約は設けておりませんが、特定の個人を対象とした写真の無断 転載や半ば脅しと思われる文句(現在は削除されていらっしゃるようですが)の記 述は、インターネット上のモラルに反するものと判断いたします。
また、病院名を実名で扱い、これについての誹謗中傷を行うことは弊社ホームペー ジ登録サービスをご利用いただく上で適切なものではないと判断いたしましたので、 掲載内容の変更をお願いしたくメールいたしました。 以上、よろしくお願い致します。 ------------------------------------------------------------------------------ ■■ ■■□□□□ □□ □ BEKKOAME // INTERNET ■■■ □□
■■ □□ □ MARNA Bldg. 1-3-15, Higashi-Komagata, Sumida-ku, Tokyo, 130 Japan. ■■□ □ TEL 03-5610-7900 ■□ FAX 03-5610-7901 ■ ■ □□ BBS 03-5610-2500


僕からべっこあめへの返事と反論

To:beginner@bekknet.ad.jp (BEKKOAME INTERNET INC.)
From:sji@can.bekkoame.or.jp (Shinji Matsuoka)
Subject:Re: HomePage

松岡です。

BEKKOAME>ホームページにつきまして一部、掲載内容にインターネットを利用するうえで
BEKKOAME>適切でないと思われるものがふくまれております。弊社ではホームページでの情報
BEKKOAME>発信について特に制約は設けておりませんが、特定の個人を対象とした写真の無断
BEKKOAME>転載や半ば脅しと思われる文句(現在は削除されていらっしゃるようですが)の記
BEKKOAME>述は、インターネット上のモラルに反するものと判断いたします。

この部分に関しては、**先生と直接お話しして、
現在の修正版を掲載することで既に同意を得ております。
**さんに先ほど
再度電話で確認をとったのですが、「白濱様からメールで確認をとられても結構です」
とのことです。
つまり、
http://www.bekkoame.or.jp/~sji/faq.html
は、現在の内容で修正の必要は全くないとの言質を得ております。

1.無断掲載の写真の削除
2.先生の名前を削除
3.脅しめいた表現の削除

上記対応は実施済みです。


BEKKOAME>また、病院名を実名で扱い、これについての誹謗中傷を行うことは弊社ホームペー
BEKKOAME>ジ登録サービスをご利用いただく上で適切なものではないと判断いたしましたので、
BEKKOAME>掲載内容の変更をお願いしたくメールいたしました。

1.具体的にどのhtmlファイルが該当するのか
2.また、掲載内容の変更を求めて来られたのはどなたか

ということを指摘いただけない場合は
修正しようがありません。
これをお知らせ頂ければ、私の方で掲載内容の変更を求めて来られた方と直接連絡をと
って修正方針を決めていこうと思います。

[対応作業案]
該当htmlファイルを別のドメインに移動させる。

KONPEITO に記述されていたとおり、当人同士で解決をしていきますので、BEKKOAMEにク
レームをおっしゃった方の連絡先をお知らせ願います。
これがない場合は残念ですが、対応いたしかねます。


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
松岡慎治
E-mail:sji@can.bekkoame.or.jp
URL1:http://www.bekkoame.or.jp/~sji/
URL2:http://www.pic-internet.or.jp/
                  user/kojin/sji/
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

反論後のべっこあめから僕への返事



Date: Wed, 2 Oct 1996 13:58:59 +0900 (JST)
To: sji@can.bekkoame.or.jp
Cc: beginner@bekknet.ad.jp
Subject: Re: HomePage
From: beginner@bekknet.ad.jp (BEKKOAME INTERNET INC.)
X-Mailer: mnews [version 1.19] 1995-07/21(Fri)
Content-Type: text
Content-Length: 2809
Status:   

ベッコアメ・インターネットの白濱と申します。
お世話になっております。

>> この部分に関しては、**先生と直接お話しして、
>> 現在の修正版を掲載することで既に同意を得ております。
>> **さんに先ほど
>> 再度電話で確認をとったのですが、「白濱様からメールで確認をとられても結構です
>> 」とのことです。
>> つまり、
>> http://www.bekkoame.or.jp/~sji/faq2.html
>> は、現在の内容で修正の必要は全くないとの言質を得ております。
>> 
>> 1.無断掲載の写真の削除
>> 2.先生の名前を削除
>> 3.脅しめいた表現の削除
>> 
>> 上記対応は実施済みです。

了解いたしました。対処いただき有り難うございます。

>> BEKKOAME>また、病院名を実名で扱い、これについての誹謗中傷を行うことは弊社ホ
>> ームペー
>> BEKKOAME>ジ登録サービスをご利用いただく上で適切なものではないと判断いたしま
>> したので、
>> BEKKOAME>掲載内容の変更をお願いしたくメールいたしました。
>> 
>> 1.具体的にどのhtmlファイルが該当するのか
>> 2.また、掲載内容の変更を求めて来られたのはどなたか
>> 
>> ということを指摘いただけない場合は
>> 修正しようがありません。
>> これをお知らせ頂ければ、私の方で掲載内容の変更を求めて来られた方と直接連絡を
>> とって修正方針を決めていこうと思います。

上記の件につきましては、具体的に申しますと「ヤブイシャ」で始まる
ページを指していたのですが、先程確認しましたところ、こちらのページ
は、別サイトへのリンクとなっており、弊社では、他のサイトの運営方針
に口出しすることはできませんので、この件につきましては、こちらの確認
不足ということでお詫びいたします。
なお、掲載内容の変更についてですが、これを求めたのは、ホームページ
データの管理責任を負う当社からのものであり、内容が弊社の方針に反す
るものと判断したためになされたものであります。
現時点においては、インターネットサービスに関する法的整備が具体化
していないため、インターネット上でおこりうる行為が社会的にみて
適切であるか否かは、各運営サイトの方針に任されているのが現状です。
インターネットの利用方法が多様化しているため、方針なるものを明示
することが現在できませんが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
では、失礼いたします。

------------------------------------------------------------------------------
■■  ■■□□□□  □□  □         BEKKOAME // INTERNET
■■■  □□
■■  □□ □ MARNA Bldg. 1-3-15, Higashi-Komagata, Sumida-ku, Tokyo, 130 Japan.
■■□  □                                               TEL 03-5610-7900
■□                                                     FAX 03-5610-7901
■  ■  □□                                             BBS 03-5610-2500

上記べっこあめとのやりとりで思ったこと

ページ内容に言及するのはたとえプロバイダーであろうが契約約款に照らし合わせると越権行為であり、明らかに契約違反、検閲に当ります。 ナチ公やオウム等のテロ集団の、犯罪やプロパガンタを推し進めるような内容ならいざ知らず、善良な患者の声をダイレクトに掲載しているページを、 あからさまな誹謗中傷と単純にとらえるのは無礼極まりないと思うし、 ユーザーが自分自身のファイルを削除するという行為を行う意思がないかぎり、削除要求自体無意味です。

つまり、 ヤブイシャリストを削除する必要等まったくない訳です。

さて、この卑劣極まりないせこい黒幕とは誰なのか?コスモスネット(又はサイ バークリニックモール21。なぜ又はとしたかというと、リンクをたどれば解ります。)です。 コスモスネットが、抗議メールの送り主だという情報をbekkoameは僕には通知しなかったことは頭に来ましたが、それ以上にこの コスモスネットの卑劣さがはっきりしたことは大きな収穫でした。

プロバイダー経由で苦情のメールが届くことも、 この抗議メールの送り主のメールアドレスも僕が既につかんでいたことを プロバイダーは当然この時は知ってませんでしたが。つまり、 最初から僕の方が情報収集でも戦略でも一歩抜きんでていた訳です。)

プロバイダーでもこのようなおそまつな状態なのですが、この時一番頭に来たのは、コスモスネットが僕に直接抗議せず、プロバイダーに圧力をかけて僕のページを削除させようとしたことです。患者とメーカーと医療を結ぶネットワークと銘打っていますが、患者の声なんか何も重視していないことがはっきりしました。所詮、コスモスネットの実態は化粧品会社が母体の企業ですから、利益を追求するのは資本の論理で仕方ないですが、結局医療側に都合の良い情報や発言は重視せざるを得ないのでしょう。 自己の利益に繋がらない発言は削除したいのでしょうね。 以下のコスモスネットがプロバイダーに送付したクレームメールの本文にはそれが明確に出ています。


コスモスネットがプロバイダーに送付したクレームメール抜粋

[これが僕が入手した圧力メールの本文です。一部伏せ字にしてあげています。]

はじめて失礼します。私はhttp://www.enaa.org/ccm21/にて、サイ
バークリニックモール21というホームページを運営しているものでござ
います。
ホームページをもつ各専門分野の複数の医療機関に参加いただいて仮想の
総合病院をインターネット上に構築し、医療に関する情報を提供し始めた
ところです。

実は、このサイバークリニックモール21に参加いただいているある病院
の医師から相談を受けまして、それによりますと、貴ネットのサーバー
にある松岡慎治なる個人のホームページにおきまして、この医師が言われな
い誹謗、中傷を受けていることが判明しまして、その程度が尋常ではなく
一部脅迫めいた文句もあって、精神的な苦痛を受けていること、並びに
実際の診療業務にも支障が出る恐れもあるということでどう対処すれば
いいか困っているということであります。

この松岡という人は自身アトピー患者らしく、自分の経験と比較して医師の
提供する治療法に関する提供情報(一般妥当的な内容です)が気にいらないが
ため、攻撃的な態度に出ているようですが、その取り上げ方は、本人に断わ
りもなく写真を掲示したり、一報的な中傷、誹謗記事を終始していて、第3
者が見ても普通ではなく、著しく医師の名誉を傷つける内容で、法的にも
問題があると思われる内容です。
この人は他にも同じページで社会的に落ち度のない実在の医師を「ヤブ
イシャ」呼ばわりして、医療関係者からひんしゅくをかっているようで
す。

インターネットにおけるモラル、マナーの問題が指摘される今日ですが、
今回の内容はどう見ても社会的に容認できるものではなく、改善されな
い場合は、何らかの対抗手段を取らねばならないと考えますが、その前
に、当ホームページの管理者であります株式会社ベッコアメインターネ
ット様にこのようなケースに起きまして貴社が取りうる措置について
ご見解を聞かせていただければと存じ、医師に代わり相談させていただき
ます。

なお、さらに補足しますと、医師と松岡という人は医者対患者として面識
があるというわけでもなく、皮膚科医としての立場からの善意の情報発信
を一方的に中傷しているに過ぎないもので、このままでは自由な情報発信
の権利さえ奪われかねないと感じられます。
インターネットの健全な発展と一般市民の自由な情報発信の権利を確保す
るためにも、こうした一種の言論による暴力は許されるものではないと
念じますので、この事態に対しましては、管理者の立場からこのような
誹謗記事の削除をするべく注意警告を与えていただければと存じます。
また、万一、警告に応じない場合は、サーバーの管理者として、このよう
なサイトを貴社の責任において閉鎖していただくことも要望したいと存じ
ます。

9月28日現在、非常に残念ながら、すでに医師のホームページは、医院の
業務に障りがでることを懸念され、閉じられています。このような事態を
放置すれば、ひとりの医師によるせっかくの有益な情報提供の仕事がつぶ
されてしまうだけでなく、医療関係者の間でインターネットに対する懐疑
の風潮を助長することとなり、今のインターネットのあるべき方向を歪め
てしまうことにもなりかねないことは容易に想像がつくかと存じます。
先方に対して法的な手段に訴えることは可能ですが、その場合、得るもの
よりも失うものが多いことがわかっていますので、
それ以前に解決できるものであれば、
解決いたしたく協力をお願い申しあげる次第であります。

つきましては、いちど、当のサイトをごらんいただき、貴社のご見解を
聞かせていただければ有り難く存じます。



1996年9月28日19時


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サイバークリニックモール21
谷博 ccm@enaa.org 、itani@po.**jnet.or.jp
http://www.enaa.org/ccm21/
==========================================

主張の整理

ここで僕、○○○(3月20日までWebを置いてたプロバイダー)、コスモスネットの3者の言い分を整理してみました。

[僕の本音]

僕のページ内容にプロバイダーや第三者が苦情を言うのは自由だが、文句があったら僕宛にメールすべき。 そうでないと対応できない。文句をいいたいのなら、第三者(コスモスネット)が直接僕宛に苦情メールを出せばよい。こっちには何も届いてないのだからプロバイダーがユーザーのコンテンツ内容に茶々を入れるのは筋違い。もし、何らかの対応をユーザーにさせたいなら文句を言ってる奴のメールアドレスを教えるべき。そうすれば、「僕なりに」対応してやる。苦情メールを入手してしまえばしめたもの。コスモスネットにとってはあくまでコスモスネット→○○○への私信メールだとしても、○○○から僕に転送されれば、その僕が受け取ったデータは僕がWebに掲載して、逆に抗議できるデータであり、僕がその苦情を受け入れる訳はない。当然僕はWEbで叩く材料にするに決まってるじゃないか。最初からそう意図しているんだから。

[プロバイダー(○○○)の言い分]

松岡あてに苦情メールが当然コスモスネットから送付されていると思っていた。 そうですか、何も届いてないんですね。私どもが松岡さんのページに対して苦情を言っているのではないということも理解してほしいです。じゃあ、こちらに届いた苦情メールを転送しますね。

[コスモスネットの言い分]

松岡宛には苦情メールを出す義務なんてない。そんなことしたら、Webで叩かれるに決まっているじゃないか。松岡に私信メール(コスモスネット→プロバイダーへの苦情メール)をプロバイダーが転送するのは 電気通信事業法の「通信の秘密」漏洩じゃないのか?よし、これでもう一回プロバイダー(○○○)に抗議せねば。

簡単に整理すれば、上のような言い分になります。結局、○○○からは一方的に僕のWeb作成権は剥奪されてしまった訳ですが、ここには根深い不条理があります。更に掘り下げると、

  1. コスモスネットは僕のページを全部削除せよとは○○○(プロバイダー)には言っていない。あくまで 転送したことに抗議しているだけである。
  2. ○○○(プロバイダー)は僕にコスモスネットからの苦情メールを転送したが、これは、コスモスネットが僕あてに送ってはいなかったことを知らなかったから、善意で僕宛に転送しただけであり、その後僕がそれを公開する、しないは予想できなかった。
  3. ○○○(プロバイダー)は転送が「通信の秘密を守らなかった」ということでコスモスネットにつっつかれ、国内の同業者(プロバイダー)と比較されて吹聴されたりしたら信用問題に発展しかねず、今後の商売に支障を来たす。事実このことでコスモスネットから抗議されてしまったからには、この部分についてはコスモスネットに釈明する必要がある。松岡にクレームが直接届かず、○○○(プロバイダー)に届いたこと、その後の転送、更なるコスモスネットからの苦情という流れからみて、松岡は今後の自社の商業活動に間接的であるとしても損失を与えかねない人物であると企業として判断せざるを得ない。 但し、プロバイダーにユーザーのコンテンツ内容についてのクレームを出して圧力をかけたことはこの件とは別にコスモスネットに対して強く抗議する必要がある。
ということで削除となってしまった訳です。

ニッポンのインターネットを葬る気か?

上記1については、○○○(プロバイダー)に確認したところ、削除は確かに要求をしてきたそうです。僕が入手したプロバイダーへのクレームメールにも、「貴社の責任において削除して下さい」との文があります。

僕のページがなくなってほしいとコスモスネットが願うのは自由です。しかし、○○○(プロバイダー)の責任において削除しろというのは、ユーザーのコンテンツを検閲しなさいと言っているともとれると思います。

また、転送されたことに対して「通信の秘密を漏洩された」と怒る気持ちもわからなくはないですが、ここでコスモスネットが怒っている理由はなぜか考えて見ましょう。簡単です。メールの内容は「松岡のホームページを削除してほしい」という内容のものであり、それが公開されて都合が悪いのはコスモスネット自身であるからです。コスモスネットは松岡のページを削除してほしいという要求はしてはいないという主張はこれで崩れ去るからです。もし、やましい事がない内容であれば、「通信の秘密を漏洩された」という一見もっともらしい話のすり替えで○○○(プロバイダー)に更に苦情を言うことはなかったはずです。

上記2については、まったくその通りです。プロバイダーとして、善意で僕に転送したことで、その後僕がこの転送メールをどう使うかはプロバイダーは予測できなかったはずです。僕は最初からWebでコスモスネットの卑劣さを公開する意図があったし、べっこあめと○○○(プロバイダー)にコスモスネットからのクレームメールが届くことを知ってはいたものの、証拠となるメールを何としてでも入手する必要がありましたから、双方のプロバイダーに対してクレームメールの転送と公開を求めただけのことです。べっこあめは、電気通信事業法を遵守し、○○○(プロバイダー)は守らなかったと、結果としてコスモスネットは言いたいのかも知れませんが、このザル法は果たして今回の件で末端のユーザーの表現の自由を守り得ているかは疑問です。

また、別の角度からコスモスネットがプロバイダーに僕のページを削除するようクレームメールを送付したことを解釈してみた場合はどうでしょうか?

例)
電話で僕がコスモスネットに 「俺はあんたが大嫌いだ。ばか野郎」

と罵ったとします。この時コスモスネットがNTTに対して、

「松岡という人物が私の悪口を口汚なく言ってきた。こんな奴に何故電話を利用させるんだ。松岡の自宅の電話線を切りなさい!」

という苦情を言いました。さて、ここで考えて下さい。NTTは果たして僕の電話回線を一方的に切断できるのでしょうか?切れませんよね。むしろ笑い者扱いされるだけです。

これと、コスモスネットがプロバイダーに削除要求することは全く同じ次元であるはず。つまり、プロバイダーに削除要求することはナンセンス以外の何者でもないはずですが、それがまかり通ってしまうということはおかしいし、非常に危険であるということです。ネットワークとは何かを理解しているならば、こんな馬鹿げた抗議のやりかたはできないはずです。

資本の論理でプロバイダーが増加してきた背景も、こういった事態を引き起こしているかもしれません。少なくとも僕はこのコスモスネットの卑劣やり方をこのページで叩くことは叩いてますが、同時に彼の勝手で無礼で偏見に満ちた松岡観を書いたプロバイダーへの苦情メールを以下に掲載してやっているだけでも、彼の主張なり表現の自由だけは侵害していないという自信があります。第三者が何も疑問も持たずあの文を読んだ時の僕に対する印象が悪くなるかもしれないというリスクをも僕自身負っていることを、果たしてコスモスネットは理解しているかは疑問です。

上記3に関して思うのは、コスモスネットはこの「通信の秘密」漏洩じゃないのか?という一言でさらに○○○(プロバイダー)を揺さぶるというずるいやり方を懲りずに選択したこと、また、これがまかり通ってしまったことに怒りを覚えました。「○○○(プロバイダー)は私信メールを勝手に他人に見せるようなプロバイダーだ。ここのプロバイダーは最低だと他人に吹聴してやろうか?松岡のページを削除しないならプロバイダーとして商売できないようにしてやるぞ」 と脅しているのと同じじゃないかと思いました。資本の論理では、これをやられたら何もできなくなりますから。 (コスモスネットがどういう口調で抗議したかはわかりませんが、○○○(プロバイダー)にとっては一番厄介な抗議だったと思います。○○○(プロバイダー)が自発的に僕のページを一方的に削除させるところ意図していたとしたらたいしたもんです。でも、僕はこれは非常に危険な傾向だと思います)


削除決定後、僕が○○(コスモスネット代表)に出した抗議メール

Subject: home page
Date: Wed, 05 Mar 1997 00:39:49 +0900
From: Shinji Matsuoka 
Organization: personal user
To: m○tan○@po.ii○net.or.jp

松岡慎治です。
○○○(←僕のページが閉鎖となったプロバイダー)から連絡があり、
私のホームページは閉鎖することになったことをお知らせ致します。
あなたのプロバイダーへ圧力をかけてホームページを閉鎖に追い込むという
やり方は、僕にとっては許し難いことでした。

結果として、あなたは僕の言論の自由を奪ったことになります。
医者の表現の自由は守るが患者の意見は消された訳です。
僕個人の意見の情報発信のみならまだしも、
たくさんの投稿下さった方の貴重なメッセージまでも消えました。

ともあれ、僕のページ上での言葉づかいは
削除対象となるほどの過激さがあったことも事実です。
しかし、あなたに対して僕は同じ「卑怯」なやりかたはしません。
正論は正論ですし、あなたは国内の貴重な患者の声をふみにじりました。
この「事実」は残りますし、語り継がれるでしょう。


この抗議メール以降、コスモスネットからの返事は全くありません。 今後もネット上で法整備がされていくとは思いますが、コスモスネットは国内のインターネットの普及を遅らせるのには貢献した企業の一つとして汚名を残すでしょう。 ○○○(プロバイダー)の決定事項は残念ですが、もし、僕がこのプロバイダーの経営者の立場であれば、同じ判断を下したかもしれません。僕個人としては、○○○(プロバイダー)には何の恨みもありません。 むしろメールを転送してくれたことに感謝しています。また、この○○○(プロバイダー)の名誉の為に付け加えておきますが、この転送が「違法」と解釈されたり、コスモスネットのような卑劣な企業の主張を正当化しかねないのであれば、現在の法律が間違っていると思います。コスモスネットは「おかしい、間違っている、ずるいぞ」等、ごく当たり前の個人の発言すらできないような社会にしたいのでしょうか?